不整脈　手術　成功率

心臓や脈拍のリズムが一定ではなく、乱れた状態のことを不整脈といいます。
40代から50代の人に多く見られるものとなっており、加齢や遺伝的要因、このほかには食生活が大きく関係していると考えられています。
治療の際には手術が行われることがあります。
手術の他には薬物治療やカテーテル治療、デバイス治療などがあります。
これらは不整脈の種類によって効果的な方法が選択されるようになっています。
そのなかでカテーテル治療という方法がありますが、専用のアブレーションカテーテルという細い管を使って治療が行われています。
基本的に翌日から歩くことができ、短期間の入院だけで済みます。
手術の成功率は90パーセント以上となっています。

心房細動という病気がありますが、これは心臓のリズムが一定ではない不整脈となっています。
原因ははっきりとはわかっていませんが、心臓の機能が低下して脳梗塞などを発症しやすくなってしまいます。
したがって規則正しい脈を回復させることが治療の目的です。
そこで行われている治療方法がメイズ手術というものになります。
心房の心筋一時的に切断し、再び縫い合わせると言うことが行われています。
最近では患者さんの体に負担をかけないように安全な方法で行われるようになっています。
成功率は70パーセントから90パーセントとなっています。
このように不整脈の治療を行う際には、さまざまな治療方法があります。
それぞれの成功率と適した方法をしっかりと理解しておくことが大切です。