不整脈が原因で起こるめまいの症状
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不整脈と言えば、加齢による心機能の衰えによるもので若い人には少ない疾患と思われますが、最近では生活習慣の乱れやストレスによる原因で若い人でも不整脈の症状に悩む方も増えてらっしゃいます。
不整脈には、脈拍が早くなることによって起こる頻脈と脈拍が遅くなって起こる徐脈、脈拍が乱れることによって起こる期外収縮があります。
この頻脈による不整脈の症状が起きると、めまいや吐き気を伴う場合があります。
それは、脈が早くなりすぎると心臓が一回の拍動で送り出す血液量が少なくなるため血圧の低下を招くためです。人間の血液量は一定なので、拍動する回数が増えるとこのような症状になってしまいます。
体全体への血液量の送り出す量が少なくなるということは、もちろん脳へ送り出される血液量も減るため、めまいや吐き気の症状を起こしてしまいます。
めまいが起きる原因として、睡眠不足や疲労など生活習慣の乱れや栄養不足などでもめまいが起きるため不整脈によるものだと思わず見過ごされがちですが、不整脈が原因で起こる場合には放置していると回数が増えてきたりめまいがひどくなり立っていられなくなるような状態に陥る場合もあります。
最悪、意識を失ったり生命の危険も生じる場合がありますので、ちょっとしためまいでも疲れのせいだと楽観視せずに病院で相談する方がいいでしょう。
特に冷や汗をかいてしまうような状態や血の引くようなめまいの症状は、不整脈の可能性が高いので注意が必要です。その裏には心疾患が原因で起こしている場合もありますので、早めに受診をして検査を受ける必要もありますので気になる症状があれば、迷わず病院で診てもらいましょう。