不整脈 種類 波形

不整脈で示す心電図の波形の種類

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脈が早くなったり遅くなったりと乱れるような脈拍が起きる不整脈ですが、心電図の波形パターンで不整脈を発見することも出来ます。
心電図は心臓の収縮(電気的活動)を体表面から捉えたもので、P波と呼ばれる心房の収縮で電気ベクトルが正にわずかに振れ、Q、R、S波と呼ばれる心室の興奮を示す一連のパターンが現れ、最後にT波と呼ばれる心室の弛緩が穏やかに正のベクトル振れるという状態が現れます。
不整脈で心電図検査が行われる場合、このようなパターンの動きが正常な動きの基準として検査が行われます。
その際に異常な波形が見られた場合は、その波形がどの不整脈の種類に該当するか見抜くことが出来ます。
心臓に異常な鼓動が起きる場合は原因も発生個所も様々であり、その特徴的なパターンが心電図で見ることが出来ます。

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不整脈は大半の方は自覚症状もなく、健康診断や人間ドックなどで検査を受けて見つかるケースも少なくありません。
不整脈が出た場合は、重篤な症状につながる心電図の波形パターンかというのを見るのが検査の目的になります。
正常な場合は一定間隔の波形パターンになりますが、その波形パターンが短い場合は脈が多いということになります。逆に波形パターンが長くなると脈が遅いということになります。
この波形が短すぎたり長すぎる場合は、詳しく専門医に診てもらうことが必要になってきます。
波形パターンの波が高い低いが一定間隔なら問題はないのですが、これが小刻みに波打つような波形の場合は問題があるので、同じく詳しく診てもらう必要があります。
心電図の波形パターンに関しては素人ではなかなか判断が難しい部分がありますので、心電図の波形からどのような不整脈が起こっているのか詳しく専門医に聞いてみるようにして下さい。

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