不整脈を予防する効果的な食事と控えるべき食事
健康診断や加齢から不整脈と診断される方は、意外に増えています。
不整脈は、心臓を動かしている電気の伝達にトラブルを起こして起こることが大半で心臓疾患からくるものもありますが、ストレスなどから起こることも多いようです。
不整脈が直接的な原因で心臓疾患などは起きませんが、心臓疾患から電気信号の伝達系が壊れるというように、先に心臓疾患などの危険な病気があって不整脈が現れるといったことが起こりうることがあります。
心臓疾患は先天的なものもありますが、生活習慣から起こることも少なくはありません。
もちろんそれ以外の要因から起こるものもありますが、いずれにしても生活習慣や食事を見直すことによって予防することも可能かと思われます。
不整脈予防に効果的な食事と言えば、魚や野菜、海藻類などを中心とした昔ながらの和食が不整脈予防に効果的と言われています。
一般的に、ストレスからくる自律神経の乱れが不整脈と大きく関わっているので、ビタミンAを多く含むブロッコリーや人参、かぼちゃやホウレン草などを積極的に摂取することによって自律神経を整える作用があります。その他、ホットミルクなどのカルシウムを多く含む乳製品もイライラを抑えてくれるのでイライラからくる自律神経の乱れを抑制します。
豆乳や豆腐など大豆類も不整脈に効果的です。大豆に含まれるレシチンがコレステロールを下げる作用があるので、心臓への負担を軽減します。
その他、海藻やきのこ類はマグネシウムを多く含むので、心臓の筋肉や血管の緊張を緩める効果があります。
あと、血液の循環を整えてくれるのに、玉ねぎ、にら、にんにく、ねぎなどがあり、これらを摂取することもいいかもしれません(ネギ類は辛味成分に効果があり、水にさらしてしまうと辛味成分が抜けてしまうのでそのまま調理することをお勧めします)
このように日ごろから食事に気を付けることによって不整脈になりにくい体を作るのも重要ですが、生活習慣も見直すことも重要です。ストレスからくる不整脈も増えてきていますので、日ごろからストレスを上手に解消していくように心がけてください。
バランスのいい食事や生活、睡眠を十分とって健康的な毎日を送ってください。