心臓のドキドキから不整脈が気になる場合に効くツボ
普段、何げない時に急に胸のドキドキやみぞおちに違和感を感じたら不整脈の可能性があります。
不整脈は心臓の脈が乱れることによって起きる症状で、ほとんどは命に係わることや治療の必要のないものが大半ですが、稀に治療が必要な不整脈もありますので油断は禁物です。
不整脈が起きた際に、起きる不快感を少しでも軽くしたいと思った場合に効くツボがあります。
動悸に効くツボはいくつかありますが、その中の一つで首のリンパあたりにあるツボを押すことによって動悸が治まる場合があります。場所的には、耳の周辺のツボを刺激するようにします。
耳の周辺から下方向に首筋をマッサージするのも効果的です。
その他、以下のツボが効果的とされています。
だん中
左右の乳首を結んだ線の中央に位置し不安感やストレスを感じた際の圧迫感を緩和します。
中指をツボにあてて体の中心に向かって5〜6回程度押します。人によっては強く反応する場合がありますので、加減しながら刺激をしてください。
巨闕(こけつ)
みぞおちにある尖った骨の下指幅2本分に位置する場所にあります。動悸や精神的なストレス、悩み事がある場合に両手の中指を重ねて押さえながら大きく深呼吸すると落ちつきます。
スポンサーリンクげき門
手首の横しわから指五本分肘寄りの腕の中央に位置しています。自律神経の乱れ、不安感、動悸息切れにこのツボを押すと気持ちが安定すると言われています。
神門(しんもん)
手首の横しわの線上の小指側にあるすじの親指寄りに位置します。自律神経を整え、気持ちをリラックスさせてます。親指の腹をツボの位置に当てて軽く刺激するだけで効果があります。
心疾患以外では心因性の場合が多く、イライラや不満から起こるストレスによって起き、30〜40代の神経質な方に多くみられます。心臓自体の異常で起こるものではないので、心臓そのもに作用するツボを押してもさほど効果は期待できません。
そもそも動悸は、心臓の周りの筋肉が軽く痙攣を起こすことによって起きてる場合があります。その際に起こりやすい不整脈が違和感を作り出しています。
普段、心疾患に慣れている場合は動悸に気づかない場合があります。それは、つまり不整脈が起きていても自覚症状がないということです。
症状に気づくとすれば、不整脈が連続で起きている場合に不快感を伴って気づく場合があります。
不整脈はほとんどがそのうちに症状が軽くなっていきます。
動悸は体が緊張状態になっている時に起きやすく、体の異変を察知した神経が脈拍を早めます。そうすることによって、臓器に血液が流れていきやすくなる為です。
不整脈には、ツボを押すことによって緩和したり病院などで治療することも重要ですが、そうならないように日常生活において予防していくことも重要です。不規則な生活習慣など、早いうちに見直すこともお勧めします。