不整脈 失神 対処

不整脈が原因で失神した場合の対処方法

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不整脈が原因でめまいや失神を引き起こす場合もあります。
そもそも不整脈でなぜ失神が起きるのかというと、不整脈では脈が極端に遅くなる徐脈性不整脈と逆に脈が速くなる頻拍性不整脈という症状があります。
不整脈で失神を起こす原因が、この徐脈性不整脈と言われています。徐脈性不整脈には二種類あり、心臓が規則正しく動くために必要な電気信号のスイッチの役目をする洞結節と呼ばれる部位の異常で洞不全症候群と言われています。もう一つは、心臓の中にある電気が流れる刺激伝達系のの断線や異常で房室ブロックと言われています。
徐脈性不整脈の場合、脈拍が異常に遅くなり脳への血流が滞るため脳貧血になり失神に陥ります。脳貧血になると、急に目の前が真っ暗になり突然倒れるといった状態になります。 症状が軽い場合でもふらつきを感じる場合があります。
このように徐脈性不整脈による失神は、突然意識を失って倒れるため失神だけではなく生命の危険も危うくなるリスクもあります。

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考えられるリスクとしては、入浴中に溺れてしまう、運転中の失神による事故、転倒して命を落とすなどのリスクも考えられます。
その他、房室ブロックにより洞結節で送られる電気信号が心室に伝わらなくなり、心停止に陥る場合や徐脈に続いて心室細動と言われる心室が小刻みに震えて全身に血液が送れない状態が起きて突然死してしまうといった最悪の状態になる可能性もあります。
万が一、不整脈の持病を持っておられる方が失神した場合は少しでも早く救急車を呼ぶようにしましょう。スピードが重要になってきます。
不整脈の持病を持っておられる方も、このような状態にならないように対策を取っておくのも非常に重要になります。少しでも違和感を感じたら、病院に向かうか周囲に救急車を呼んでもらうなどの対応をしてもらいましょう。
失神するということは、正常な状態じゃないと判断し倒れた人を迷わず病院に連れて行くようにして下さい。結果として大したことがなくても、万が一のことを考えるとそれがベストだと思われます。

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