心電図に問題が現われたりする不整脈について
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不整脈とは心臓に関わる疾患の一種で、心臓のポンプ機能に異常が現われるというものです。
人間の心臓は常に一定のリズムで動く事で、全身に血液を送るポンプの機能を果たしています。
しかし時としてこの心臓のリズムが乱れて、一定のリズムを刻めなくなってしまう事があるのです。
これが不整脈と呼ばれる疾患で、リズムが遅くなる、逆に早くなる、リズムが時々飛ぶといった症状が現われます。
この疾患が発生した場合に現われる自覚症状としては、胸が痛んだり圧迫感を感じたりするのが有名です。
他にも全身の倦怠感や眩暈、ふらつき等の自覚症状が現われる事もあり、ひどくなると失神する事もあります。
こうした事態を避けるためにも心臓付近に違和感を感じたら、速やかに病院で診てもらう事が大切です。
病院を受診した場合に行なわれる検査の代表的なものに、心電図という検査が挙げられます。
心電図とは専用の機械を体に取り付けて、心臓の筋肉の動きを見るという検査になります。
もしも心電図に何等かの問題が現われた場合には、不整脈が発生している疑いがあるのです。
具体的にどんな問題が現われるのかというと、心臓に問題がない状態ならば心電図には山が一定間隔で表示されます。
しかし異常が起きていると山と山の間隔が狭くなったり、逆に広くなったり等といった表示がされる事になります。
検査の結果として不整脈と診断された場合の治療についてですが、これは様々な種類があります。
正常な人でも一日に何回かはリズムの乱れがあるので、こういった人には特に治療は必要ないです。
しかし中には心筋梗塞や狭心症等の影響で発生している場合もあり、こうゆう時には治療が必要となります。