不整脈で起こる動悸を抑えるツボ
不整脈の症状が出た場合、病院で診てもらうことが一番ですが不整脈で起こる動悸などを少しでも落ち着かせたい場合は、ツボ刺激することによって楽になる場合があります。
特に運動をしたわけでもないのに急に脈拍が乱れたり、冷や汗をかくような状況に見舞われる方もいらっしゃるかもしれません。動悸は年配の方に多くみられ、比較的女性に多くみられるようです。
これらの不整脈の症状は、疲労や不安、ホルモンバランスなどの乱れによるストレスから起こることもあります。カフェインの過剰摂取によっても不整脈が起こる場合はあるので、注意が必要です。
これらの症状も個人差はありますがツボを刺激することによって症状が緩和されるので、覚えておいてもよろしいでしょう。
特に不整脈には、循環器系に有効な前腕部の内側で肘と手首の中間部分(大体、肘から指4〜5本分くらいに位置する場所)にある?門(げきもん)と神経過敏状態を緩和する、手首の小指側に位置する神門(しんもん)を押さえることによって効果があります。
その他に、手首から肘方向に指4本分くらの位置にある間使(かんし)、手首から肘方向に指2本分に位置する内関(ないかん)、手首の横縞の部分にある大稜(だいりょう)と呼ばれるツボが精神的な興奮やイライラなどのから起こるストレスを軽減する効果があるようです。
不整脈の場合は心臓が左に位置しているため、左手に行うことが有効です。
その他、不整脈に直接的に効くというわけではないのですが、背中の肩甲骨の内側にある心兪(しんゆ)と呼ばれるツボが心臓疾患や高血圧の緩和に効果のあると言われています。
特に意味もなく不安に陥ったり強いストレスを感じた場合は、胸骨体の中央に位置する?中(だんちゅう) を押すことによって、ストレスを感じた際の胸の圧迫感を緩和する効果があるようです。
ツボを押すことによって一時的な緩和は出来るかもしれませんが、症状がひどい場合は専門医に受診するようにして下さい。