術後　不整脈　原因

心臓や脈拍の異常を感じることがあります。
運動をした後にはこれらのリズムは乱れるようになっていますが、安静にしているときにもリズムが乱れていると言うことになると、それは不整脈の可能性が高くなります。
したがって病院でしっかりと検査を受けることが大切になります。
不整脈と診断された場合でも、症状がそれほどひどくないという場合には、外科的な治療は行われないようになっています。
しかし症状が重いと判断された場合には、手術を行う必要があります。
ここで術後に再び非整脈を発症することがあります。
また手術の際の麻酔によって症状を引き起こしてしまうこともあります。
術前や術後でもこのような症状が現れることは決して珍しいことではありません。

原因として考えられているのは、手術の際に使われる機器によって循環動態の変動があったり、心筋に供給される酸素の需給バランスが乱れることなどが考えられています。
不整脈に関しては、胸部手術の合併症が原因となっていることもあります。
不整脈の発症に関しては、年齢や手術時間との関連性が非常に高くなっています。
そして心房細動という病気がありますが、これに関しては患者さんの年齢や手術の必要になった時間が危険因子として考えられています。
これらが影響して術後に症状が現れることもあります。
術後に合併する不整脈としては心房細動が多くなっています。
年齢が70歳以上で手術時間が300分を超えるという場合には、これが原因で症状が出やすくなっています。